Dentures 入れ歯治療

Dentures treatment
入れ歯治療

当院では、保険診療から自由診療まで、幅広い入れ歯治療を行なっています。入れ歯は、歯を多く失ってしまった方に適しており、総入れ歯・部分入れ歯などの種類があり、その素材はさまざまです。

保険診療の入れ歯

保険治療の範囲内で作る入れ歯です。リーズナブルにできることが最大のメリットですが、使用できる素材や治療法に制限があり、また装着感は自由診療の素材より劣ります。


ソフトデンチャー

生体用シリコンを用いて作る入れ歯で、柔らかく、弾力性に富んだ材料でできています。
物を噛んだときの歯ぐきへの負担を和らげられるため、痛みも感じにくく、また、粘膜への吸着が良く、外れにくいというメリットもあります。デメリットとして、汚れが付きやすいため、1~2年を目安にシリコーン部分を交換することが挙げられます。装着時には、入れ歯の厚みに違和感を感じることもありますが、次第に慣れていきます。


自由診療の入れ歯

金属床義歯

金属床の部分入れ歯には、保険の入れ歯に比べておよそ3分の1の薄さで、熱を感じやすく食事を美味しく楽しめます。また、外側にバネを使用しないため審美性も高く、総入れ歯のお悩みとしてよく挙げられる「装着感」にも優れています。デメリットとして、破損した場合、修理に時間がかかる可能性があること、金属の種類や体質によっては金属アレルギーがでる可能性があることが挙げられます。
お口の中の変化により、定期的に調整が必要になるため、定期的な歯科検診をお勧めしています。

Merit/Demerit入れ歯治療のメリット・デメリット

Meritメリット

  • ブリッジでは対処できない大きな欠損にも対応可能
  • 治療が簡単で、費用も比較的安く抑えられる

Demeritデメリット

  • 天然歯の2~3割の能力しかなく、硬いものなどが噛みにくい
  • 食べ物が挟まって不衛生になりやすい
  • 歯根が無い状態なので顎骨が痩せてくる
  • 定期的な調整と作り直しの必要がある
  • 装着に違和感があることが多い
  • 発音に影響を与えることがある
  • 留め金のバネが目立って審美性に劣る(保険診療の場合)
  • 支えにしている周囲の歯に負担がかかり虫歯になりやすい
    (部分入れ歯の場合)

Flow 入れ歯治療の流れ

STEP01

まずはご相談ください

当院では無料で入れ歯の相談を承っております。不安や疑問点などがありましたら、なんでもご遠慮なくご質問ください。

STEP02

カウンセリング

続いて、診療台で問診・カウンセリングを行います。
患者さまの治療に対する希望や不安、過去に行った治療の内容や現在治療中の病気の有無などをお伺いいたします。気になることがありましたら、遠慮せずご質問ください。

STEP03

検査・診断

検査器具を用いて、実際のお口の状態を診て、歯や歯ぐき、あごの骨の状態をチェックします。
その後、レントゲン撮影、CT撮影を行い、現在のお口の状態をしっかり確認いたします。

STEP04

治療計画のご説明

検査の結果をもとに、まずは患者さまのお口が今どんな状態なのかをご説明し、具体的な治療方法についてお伝えします。治療方法のメリット・デメリットについても丁寧にご説明いたします。
その他、治療にかかる費用や期間に関してもお伝えいたしますので、説明中にわからないことが出てきた際には、ご遠慮なく質問ください。

STEP05

治療・入れ歯の作製

治療計画に同意していただけましたら、入れ歯の作製を開始します。
虫歯や歯周病が見つかった場合は、治療を行います。
お口の中が健康な状態になりましたら、あごの形や頬の動きについて型取をおこない、お口の模型を作製します。
適切な噛み合わせの位置を決定しましたら、歯科技工所で入れ歯を作製いたします。

STEP06

入れ歯の完成・装着、メンテナンス

完成した入れ歯をお口に入れていただき、治療は終了になります。
当院では、治療が終了した後も、定期的なメンテナンスをご案内いたします。
長く快適に入れ歯を使用していただくために、手入れの方法を指導したり、入れ歯を支える歯ぐきの状態や、入れ歯にガタつきがないか確認いたします。
また、歯のクリーニングや虫歯と歯周病のチェック、歯磨き方法のアドバイスなども実施しています。
入れ歯を使用しながら、常にお口の健康状態を正常に維持できるようお手伝いいたします。